バンコクで本格的アイリッシュパイを堪能する。 The Witch Pie Factory(ザ ウィッチ パイ ファクトリー) @ Sukhumvit Soi 65(エカマイ)
魔女のアイリッシュパイ
本格的なアイリッシュパイ専門店があると聞いてやってきた。
THE WITCH PIE FACTORY (ザ・ウィッチ・パイ・ファクトリー)。
魔女のパイ。期待に胸が膨らむ。
店内は薄暗く閉まっているのかのようだが、勇気を出して入店。
どんな魔女がでてくるのだろうか。
・・・普通だ。
奥に工房があり、せっせと本格的なアイリッシュパイを焼いている。
店内は一種独特の雰囲気をかもし出している。ファランカップルと、ファラン+タイ人のゲイカップル二組がひそひそと会話を楽しんでいる。特にゲイカップルは仲睦まじく、手に手をとりあって微笑み合っている。とても幸せそうだ。最近ではこんな光景も普通に感じる。
暗い緑の壁、天井はまるでホーンテッドマンションの入り口。昼間は窓からの陽光で明るいが、夜になると良い雰囲気がでるだろう。
鳥は作りもの。糞が落ちてくる心配はない。
気を取り直してオーダーに向かう。
人気パイは売り切れ続出中
残念ながら、人気のパイは売り切れだった。人間おかしなもので、ないものが食べたい。だが、無いものは無い。しかたなく、その中で一つだけ残っていたビーフパイをチョイス。セットで注文。
スコッチエッグも欲張ってオーダー。
約10分後、オーブンで焼いたパイが目の前に。
とてもよい香りが漂ってくる。
パイがでかい!スコッチエッグがでかい!
まさにアイリッシュボリューム。巨パイだ。
オーダーした時にはその圧倒的な質量に気付かなかったが、目の前に盛り付けして出されると迫力がある。見ただけでずっしりと重量感があることを認識できる。
そしてセットの付け合せはマッシュポテトと緑豆ペーストにグレービーソース。どれぐらいのカロリーがあるのだろう、全く想像ができない。スカウターが壊れるぐらいの戦闘能力は軽くあるだろう。
スコッチエッグは小柄な女性のこぶし程度あるのだ。
この時点でスコッチエッグを追加したことを大きく後悔。
具がこれでもかというぐらいつめ込まれている
全く手抜きなしだ。
カットと同時に、なぜかウォッシュ系ブルーチーズの香りが鼻孔を刺激する。
チェダーは使っているが、ブルーチーズは使っていないとのこと。アイリッシュスパイスの香りなのだろうか?どちらにせよブルーチーズ好きな私にとっては嬉しい香りだが、苦手な人がいるかもしれない。
グレービーソースにつけて食べる。皮はさくさく。とてもいい。
しかし・・・不思議なことに、食べても食べても一向に減らない。特にマッシュポテトは、時間が立てば立つほど、どんどんその勢力をましていくようだ。
それでも頑張って完食。自分がパイになった気分だ。
毎日食べることは絶対に無理だが、きっと一ヶ月後には、他のパイやスイーツ系にもトライしてみたいと思うだろう。まじめに本格的なパイを作っている姿勢がとても好印象だ。
人によっては好き嫌いが分かれるかもしれない。
わたしは堪能した。
■パイ攻略方法
・「食べる前に飲む」胃薬を服用してからパイに挑もう。
・食べた後も太田胃散などの薬を服用しよう。
・なるべく数人でシェアをしよう。
・おっさんは無理してマッシュポテトを完食しない。
・無理だと思ったら、早めにあきらめて、お持ち帰りしよう。
・ダイエット中の方はやめておきましょう。
この攻略法を実践すれば、私のように翌日まで胃もたれに苦しむことなく、バンコクでもめちゃ本格的なアイリッシュパイライフが楽しめるはずだ。
サワディカップ!
■The Witch Pie Factory(ザ・ウィッチ・パイ・ファクトリー)
住所:14 / 45 Sukhumvit 65, Bangkok, Thailand
※タイのこと、バンコクのこといろいろ教えて下さい。
ご意見はコメント欄からどうぞ。
先日行って来ましたよ、確かに美味しくボリュームたっぷりでした。
ただ、年金老人には痛い値段設定でした。残念。
菜種さん、こんにちは。
そうですね〜、お値段やや高めですよね。
リーズナブルで美味しいところをご存知でしたら、ぜひ教えてください。レポートしに行きます^ ^