悪魔の果実ドリアンを食べると本当に死ぬの?
上海で精魂尽き果て、バンコクに戻ってまいりました。
ひぅです。サワディカップ。
体調がすこぶる悪いので、何か「精のつく食べ物」をと思っていたら、知人のタイ人から「ドリアン」を勧められる。というか、すでに大量に買ってきた。
恥ずかしながら、これまでドリアンは未体験。
食べたら口が臭くなると聞いていたので、進んで食べたいと思わなかった。
わたしの周りでも「匂いだけでダメ」派、「あんなに美味しい果物は食べたことがない」派など、賛否両論。
ていうか、そもそもドリアンって精のつく食べ物だったとは知らなかった。
で、調べたところ、なんとも恐ろしい記事・・・
タイでは、ドリアンを食べて何人も死んでいるとか、いないとか。
ドリアンを勧めた張本人も、「この間、シンガポール人 2人がドリアンを食べて死んだので、気をつけてねka~^^」と、笑顔でまことしやかなお話まで聞かされる。
いや・・・「気をつけてねka~^^」とか「そんな危険なものなら、買ってくるなよ」とツッコミを入れたくなったが、そこはわたしも大人。「コップンカップ」とありがたく受け取る。
ドリアンだ。見紛うことなくドリアンだ。しかもでかい。
ただ、匂いは思ったよりしない。
熟していないのかな?と思ったが、こちらも調べてみると、タイではMon Thong(モントーン)という臭いを抑えた改良品種が作られ流通しているらしい。
※Wikipediaより
ハイシーズンは、5月~9月。もうぎりぎりのところだ。
ではでは、思い切って、いただきます。
神様お願いです。ドリアン食べて死にませんように。
もうね・・・見た目からしてグロテスク。
先端を少し食べてみると、なんとなく、栗っぽい味がする。
「なんだ、全然甘くもないし、美味しくもないや」とがっかりする。
ところが、ところがである。
真ん中のあたりまで食べ進めていくと、これ、なんとも美味。
特に大粒の種の周りがめちゃ美味しいのだ。
クリーミーで独特の甘さが口の中に広がる。
なにこれ?めっちゃ旨いやん。
あっという間に、3房完食。
上海に行った時「次の土産はドリアンで!」とシンケンに懇願された理由も頷ける。
・・・ていうか、機内持ち込み禁止だし。
そうこうしているうち(プラセーボかもしれないが)体が上気している感じがして、目の周りも熱い。そして、なんとなく、元気になってきた気がするのは、気のせいだろうか?
今にも「武装色の覇気」を発動できそうだ。
夏バテに「日本ではウナギ」「タイではドリアン」というのはまんざらでもないかも。
今のところ、死んでない。
そして、すっかりドリアン・ファンとなってしまった。
いたずら心で、アルコールも一緒に飲んでみようかと思ったが、もう少しドリアン経験値がたまってから、挑戦してみることにする。
もし私のように、匂いだけが理由で食べていない人がいたのなら、もったいないので、タイにいるなら、ぜひ一度はためしてみることをおすすめしたいフルーツだ。
シーズンも終わりのようなので、急いだほうが良いかも。
サワディカップ
※ブログを書いている最中、ゴミ箱に捨てたドリアンのかけらが、だんだん強烈な匂いを発してきた。やっぱ、強烈に臭いわ・・・ドリアン。
※タイのこと、バンコクのこといろいろ教えて下さい。
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